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​昇段・昇級審査

空手の修行をして得た心技体が、どの程度上達したか、それを正しく評価して級・段を決めることが、いわゆる空手の昇級昇段審査です。

審査は自分の空手に関する考えや技が独善的にならないようにするためにも、また練習上で励みと刺激をうるためにもよく、次の段階へと進んでより新しい高度な技を習得するためにも必要です。

以下受験者の参考となるよう審査規定にもとづき記します。

受験希望者は担当指導員(支部長)より第一次面接を受けます。その者の態度・空手に関する知識・練習上の心構え等の総合的な評価により、適格者は受験者として論文の要領と提出日・審査の日時等を知らせます。

不適格者は日を改めて再度の面接、あるいは次回に見合わせます。審査当日、総本部にて第二次面接を受けます。有段者を目指すからには、強いだけではだめ、当然それなりの自覚としっかりした心構え・信念が必要です。ここではその再確認をします。

最終的に残った受験者には実技の審査があります。それぞれの段に応じた型・組手・投げ・試割り等を評価されます。この一時に日頃の練習の成果を存分に発揮できるよう心を落ち着けて臨むことが大切です。

受験希望者に対し、担当指導員(支部長)が、その者の出席日数・常日頃の練習態度・技量等により適格者は受験者として推薦し、不適格者には次回に見合わせるよう通告します。

受験者は審査当日、実技について審査されます。実技は、それぞれの級に応じた基本・型・組手・(試割り)により、その力強さ・スピード感・安定感・注意力等を評価されます。

論文・試割 瓦 五枚・平安の型全部・鉄騎初段・糸源四方型・自由組手・自由一本・各自の研究を組手に応用・五人組手に投技を入れる事

糸源四方型・平安初段・平安二段・平安三段・平安四段・平安五段・鉄騎初段・自由組手・三人組手に投技・試割七分板四枚

糸源四方型・平安初段・平安二段・平安三段・平安四段・平安五段・自由組手・約束組手に投技

糸源四方型・平安初段・平安二段・平安三段・平安四段・自由組手・試割七分板三枚

糸源四方型・平安初段・平安二段・平安三段・約束組手・自由一本・基本手刀打・猿臂打・受突蹴全部

糸源四方型・平安初段・平安二段・平安三段・自由一本・基本手刀受・回し蹴・後ろ蹴・自由組手・基本受けと連突

糸源四方型・平安初段・平安二段・移動約束組手(蹴も含む)

糸源四方型・平安初段・約束組手・基本前蹴・蹴込・足刀・手刀受・移動受・突

糸源四方型・追突・上中下受揚内外・礎の場突・上中下段・逆突・上中下(受と突を入れる)

騎馬立に依る・受・揚受・内受・外受・下段受・突・上段・中段・下段・移動突も入る

立技礎の場突・上中下・受・下段払・揚内

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